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液晶ディスプレイ用拡散板の表面形状評価 - レーザー顕微鏡による非接触3D形状測定
アプリケーション
液晶ディスプレイでは均一な明るさの表示が求められます。これを実現するために、複数の特殊な照明光学系フィルムが実装されています。液晶ディスプレイでは、端面部に取り付けられたLEDなどの光源からの光は、導光板の内部で散乱を受けながら反射を繰り返して前面に照射されます。導光板から照射された光は拡散板により均一化され、最終的にプリズムシートにより集光された後、高輝度化されてTFTパネルに入射します。拡散板の表面形状の評価は、前述の機能を十分に果たすために非常に重要な評価要素となります。
オリンパスのソリューション
オリンパスの3D測定レーザー顕微鏡LEXTでは、拡散板の表面の粗さ、ランダムな凹凸の分散具合の観察が高分解能、高解像度で行うことができます。高N.A.の専用対物レンズと、405nmレーザー性能を最大限に引き出す専用光学系により、従来検出できなかった凹凸の斜面の形状も捉えることができるため、より信頼性の高い3次元データの取得が可能です。
拡散板表面 3D
対物レンズ 50X, ズーム 1X; 3×3 ステッチング |
拡散板裏面 3D
対物レンズ 50X, ズーム 1X; 3×3 ステッチング |
この用途に使用される製品
LEXT OLS5100は、非接触・非破壊で微細な3D形状の観察・測定が可能なレーザー顕微鏡です。 サブミクロンオーダーの微細な形状測定に優れ、スタートボタンを押すだけでオペレーターの習熟度に左右されない測定結果を得ることができます。 また、新開発の『実験トータルアシスト』により、実験計画作成からデータ取得・解析、分析・データ出力までを一括管理することで、人為的なミスを低減し、手戻りを防ぎます。ISO/IEC 17025認定校正に対応しています。
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