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ステンレス表面の粗さ比較 - レーザー顕微鏡による微細表面粗さ測定


アプリケーション

ステンレスは住宅建材、厨房設備、調理器具、自動車や電化製品などの工業製品から生活用品まで日常のさまざまなシーンで幅広く用いられています。表面に光沢をつける、あるいはつや消しをするなど見た目の質感に変化を持たせたり、滑り止め、腐食や酸化を抑えるなどの効果を持たせたりするなど、使用される用途によりさまざまな表面処理を施します。
設計された機能の品質を定量的に評価する一つの方法として、処理後の表面粗さを測定することが一般的です。最近では非常に微細な凹凸が品質を決めることもあり、これまで以上に高い分解能が要求されています。

オリンパスのソリューション

オリンパスの3D測定レーザー顕微鏡LEXTでは、表面の微細な凹凸を正確かつ簡単に3D化することができます。405nmの半導体レーザーにより、従来の触針式のように2次元の線粗さ測定を非接触で行うことができ、さらには面で捉える3次元の粗さ測定ではより多くの情報を解析することができます。従来の触針式同様に測定値はトレーサブルで、精度保証もされているため、安心して使用することができます。
また光沢のあるフラットな表面にはレーザー微分干渉観察も有効です。ステンレス表面の数十nmレベルの微細な凹凸を光学的に、鮮明に可視化することができます。

マット処理

マット処理

対物レンズ 100X, ズーム1X

対物レンズ 100X, ズーム1X

光沢処理

光沢処理

対物レンズ 100X, ズーム1X

対物レンズ 100X, ズーム1X

Olympus IMS

この用途に使用される製品

LEXT OLS5100は、非接触・非破壊で微細な3D形状の観察・測定が可能なレーザー顕微鏡です。 サブミクロンオーダーの微細な形状測定に優れ、スタートボタンを押すだけでオペレーターの習熟度に左右されない測定結果を得ることができます。 また、新開発の『実験トータルアシスト』により、実験計画作成からデータ取得・解析、分析・データ出力までを一括管理することで、人為的なミスを低減し、手戻りを防ぎます。ISO/IEC 17025認定校正に対応しています。

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