ワイパーブレード
アプリケーション
ワイパーブレードは自動車の外装品であり、温度や湿度の大きな変化にさらされます。そのような過酷な使用環境下で高い耐久性を維持することが求められています。
新品と、耐久試験後の製品のゴムの裂けやひび割れ、変形、異物付着の有無などの観察と測定を行うことにより、高い耐久性を持った製品開発に役立ちます。しかし、従来は表面形状の変化を定量的なデータとして示すことが困難でした。
オリンパスのソリューション
3D測定レーザー顕微鏡LEXTは、表面形状の変化を画像と定量的なデータとして取得することができます。
商品の特徴
①カラー画像、レーザー画像、3D形状データが一度に取得できるので、解析の幅が格段に広がります。
②画像のなかから測定したい場所に自由に測定線を引くことで断面プロファイルを表示し、任意の2点間の段差、幅、断面積などを測定できます。
③測定箇所の領域を指定するだけで、段差、線幅、表面粗さ、体積などを測定できる簡単解析機能があります。オペレーターのスキルに依存することなく、常に安定した測定結果を取得することができます。
ワイパーブレード(上:新品 下:耐久試験後)
表面形状プロファイル計測(新品) 対物レンズ50×
表面形状プロファイル計測(耐久試験後) 対物レンズ50×