1. アプリケーション
O2センサー(酸素濃度センサー)は、金属でカバーされており、そのカバーは圧着・溶接で接続されています。また、センサーの先端は排気ガス管 内に挿入されており、排気ガスは700℃から1000℃になります。そのため、先端部とそれ以外の部分の温度差が非常に大きくなります。更に、圧着・溶接が不十分だと、その温度差のためにメタルカバーにクラックがはいる、割れてしまうなどの不具合が発生することがあります。
2. オリンパスのソリューション
BX53Mによる金属カバー接続部の観察による圧着・溶接工程の品質管理を行います。
3. 商品の特徴
- オリンパス独自の波面収差コントロールにより、バラつきの無い光学性能を実現
- 照明の明るさを変更しても、色調が変わらないLED照明を採用
- ダイアルを廻すだけのシンプルな観察方法の変更
4. 画像
O2センサー外観
O2センサーカット画像
金属カバー接続部