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NIST規格を用いる鉛分析<
SmartShot Soil分析モードにセットアップしたハンドヘルド蛍光X線分析計DELTAを用いて、4種類のNIST土壌規格とブランクにおける鉛(Pb)分析を実施しました。以下に示すように、分析結果のスペクトルはDELTA
PCソフトウェアを用いて簡単に重ね書きができるので、複数のスペクトルの比較が可能です。このグラフ例では、Pb
LaとLbピークを直接比較するため、該当部分を拡大表示しています。
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NIST規格を対象とした分析結果をまとめて右の表に示します。
測定時間は60秒です。
結果はppm単位で表示されています。
2σ値(95% 信頼区間)を+/-誤差範囲として示しています。
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NIST規格
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指定Pb値
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実測Pb値
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測定値誤差範囲(+/-)
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SiO2ブランク
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0
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<2
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-
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NIST 2702
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132.8
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135
|
4
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NIST 2709
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18.9
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20.2
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1.9
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NIST 2710
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5525
|
5587
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39
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NIST 2711
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1162
|
1158
|
11
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再現性を実証するため、土壌分析モード(SmartShot)用にセットアップしたハンドヘルド蛍光X線分析計DELTAを用いて参照土壌サンプルの繰り返し測定を実施しました。次に示すように、DELTA
PCソフトウェアを使用すれば異なる読み取り値に対応するスペクトルの重ね書きが可能なため、スペクトルを直接比較して分析することができます。
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これらの反復読み取りには、約500ppmのPbを添加した参照試料(sample 408)を使用しました。
1回の読み取りに使用した分析時間は60秒でした。
2σ値(95%信頼区間)を+/-誤差範囲として示しています。
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読み取り回数
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Pb値(ppm)
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+/-
|
1
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511
|
7
|
2
|
512
|
7
|
3
|
514
|
7
|
4
|
521
|
7
|
5
|
514
|
7
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AVG
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514
|
7
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この用途に使用される製品
環境用ハンドヘルド蛍光X線分析計DELTAは、資源保全再生法(RCRA)の危険な高レベル、重要汚染物質、有害金属を数秒で検査します。 ハンドヘルド蛍光X線分析計は、EPA 6200やその他のSOPに従った土壌や堆積物の検査、NIOSHまたはOSHAにより規定されたフィルター検査、表面のスクリーニング、埃を拭き取る繊維の鉛(Pb)、カドミウム(Cd)、クロム(Cr)、ヒ素(As)、水銀(Hg)などの測定に使用されています。
シリコンドリフト検出器(SDD)と4WのX線管を統合したDELTA Professionalは、分析速度、検出限界、および元素範囲において優れた性能を発揮します。 合金および鉱石のマグネシウム(Mg)以上を分析します。 DELTA Professionalは、オリンパスのハンドヘルド蛍光X線分析計においてコストパフォーマンスがより高いソリューションです。
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