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学術調査や教育現場のラボで有用なXRD装置


Profile of a dissimilar girth weld of a CRA-clad pipe

オリンパスは、教育施設での使用に適したX線回折装置を取り扱っています。コンパクトで値段も手ごろなので、学生達が直接手を触れてX線回折技術に親しみ、結晶学と鉱物学に関する知識と経験を広げるために最適な装置です。

これらの装置はNASA火星ローバープロジェクト向けに開発された特許取得済みの技術を利用して、従来のX線回折にはない独自の機能を備えており、特に教育環境に適した装置です。

  • ゴニオメーターを持たないため日常の校正やメンテナンスが不要となり、学生の使用に適した頑丈な装置となっています。
  • CCDカメラを採用したエリアディテクターが全範囲(2Θ)を一度に捉えます。これにより、完全なパターンがほぼ瞬間的に表示され、高速分析が可能になります。
  • 振動試料セルは対流を利用してランダムな方位設定を可能にしました(全体を代表する回折パターンの取得に必要)。これにより、最低限の予備調整だけで粉末試料の測定が可能です。
  • 透過型の幾何学構成を持たせたことにより、ラボの貴重なスペースを節約できるコンパクトな装置に仕上がっています。
  • X線管を検出器のすぐそばに配置したことにより、低パワーのX線管の使用が可能となりました。これにより外部冷却が不要となり、全体として電力消費が低下しました。

Advantages of Olympus X-ray Diffraction

オリンパスX線回折技術の特長

  • 経済的な装置価格と低い運用コスト
  • 簡単な試料調製
  • 高速分析
  • 使い易さの向上
  • ビームを遮蔽して操作することによる安全性の向上
  • 持ち運び可能でコンパクトな卓上分析器

Excellent Analysis Tool for Research Projects

研究プロジェクト用として優れた分析ツール

  • 簡単な試料調製と短い分析時間がもたらす迅速ターンアラウンドにより、短時間で結果が得られます。
  • 中央の分析ラボへ送るサンプル数の削減に寄与します。
  • 多数の国際的科学論文で使用され、研究ツールとして優れた実績を持っています。

コンパクトな卓上分析計により、多くの試料をその場で素早くスクリーニングすることができるので、試料を分析ラボへ送って結果を待つ時間的ロスがなくなります。化学合成や、現場で収集した数多くの試料でも、結果を科学者達へ素早くフィードバックすることが可能になります。

Small, Portable Instruments can Serve Multiple Labs or Field Operations

コンパクトな携帯機器なので、複数のラボや現場での利用が可能

  • 標準電源、またはTERRA用バッテリーで動作
  • 外部冷却不要
  • 移動が簡単(重量わずか12.5kg)

BTXⅡ卓上ユニット(現在、日本では取り扱っておりません)は簡単に移動できるので、1つの教育ラボから別な教育ラボへ場所を移しながらX線回折分析を実施することができます。特別な設定作業の必要はありません - 標準的な電源コンセントに差し込んでスイッチを入れるだけです。また、バッテリー動作可能で頑丈なケースに収められたポータブルX線回折装置TERRAは現場での使用に最適です。

優れた学生教育ツール

  • 簡単操作 – 最小限のトレーニングだけで、最先端の分析装置を体験することができます
  • 分析時間はわずか数分 – 限られた実習時間のうちで体験を積むことができます
  • 小型卓上タイプ – 限られた教育ラボスペースを有効に利用できる小型装置。移動も簡単なので他のラボとの共同利用にも適しています
  • 安全性に優れたX線装置 – 安全のためのインターロック機能装備

いずれの装置も操作が非常に簡単なので、学生は長時間のトレーニングを受けることなくX線回折分析に習熟することができます。回折パターンを取り込む所要時間はわずか数分です。したがって、限られた実習時間の間に多くの学生が交代しながら試料測定を行うことができます。独自の振動試料セルを採用したことにより、ほとんど予備調製を必要とせずに粉末材料の分析が可能になり、学生は短時間で簡単にX線回折分析を実施することができるようになりました。

Economical XRD Instruments

コストパフォーマンスに優れたX線回折装置

  • 無理なく購入できる価格設定
  • 低い運用コスト – 標準電源で動作し、外部冷却装置不要
  • 低いメンテナンスコスト – 内部に可動部品を持たず、低パワーのX線管を使用し、日常のメンテナンスが不要
  • X線回折分析ソフトウェアXPowderが用意されています
  • 装置購入者は、AMCSD鉱物データベースを利用できます

装置に関わる出費の総額を考えるには、購入価格と運用コストばかりではなく、発生する可能性のあるメンテナンスコストも考慮する必要があります。教育分野で使用する場合は、コストパフォーマンスに優れたオリンパスのX線回折装置をお勧めします。XPowder、AMCSDを通して分析ソフトウェアと結晶学データベースを利用できるので、学生は、高価なパッケージソフトウェアを必要とせずに、検索-マッチングと半定量分析を実行することができます。

オリンパスのX線回折装置

オリンパスは何機種かの相同定と定量に使用できるX線回折装置を取り揃えています。どの機種も、手頃な購入価格と低廉な運用コストを特長としています。シンプルな操作と堅牢な設計により、学生が実際に操作できるX線回折技術の教育ツールとして理想的な装置です。また、ラボにおける多数の試料の迅速な分析と科学者への素早いフィードバックにも対応するので、研究用の装置としても理想的です。

これらの装置は数多くの科学論文のピアレビューにおいて豊富な使用実績があり、広範囲の研究とアプリケーションにおけるX線回折分析の普及に寄与しています。

Olympus IMS

この用途に使用される製品
TERRA™ IIは、鉱物の定量分析を行えるポータブルX線回折装置です。 最大6時間のバッテリー寿命と丈夫で防水性に優れたケースを特長とするこの装置は、主要成分や微量成分をフィールドで迅速に分析できるように設計されています。
BTX™ IIIは、鉱物の主要成分や微量成分を分析できる省スペースの卓上型X線回折装置です。 高性能ソフトウェアと改良されたX線回折装置を組み合わせることで、スピードと感度が向上しています。
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