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非破壊検査ソリューション

ソフトウェア

優れた機能に簡単アクセス

EPOCH 650は、EPOCH 600やEPOCH 1000シリーズと同じデジタル設計に基づいた、柔軟で強力なパルサー/レシーバー機能を搭載しており、多様な探傷用途に対応します。

パルサー/レシーバー

EPOCH 650は、次の機能で強力な探傷性能を実現します。

  • PerfectSquare:調整可能矩形波パルサー
  • デジタル高ダイナミックレンジレシーバー
  • 100%デジタルフィルター:30種類
  • 自動または手動にて10Hz~2000Hzで調整可能なPRF
  • 100V~400Vのパルサー電圧
  • 振幅分解能±0.25%
  • カスタマイズ可能なデジタル測定表示:5種類


EPOCH 650エコーtoエコー測定(ゲートトラッキング機能付き)

エコー to エコー測定(ゲートトラッキング機能付き)

ソフトウェア機能

ダイナミックDAC/TCG:DACカーブやTVG(時間軸可変で感度設定)画面モードの基準エコー振幅と対比させ、信号振幅をパーセンテージまたはdBレベルとして計算します。DACは、ASME3、JIS、カスタムから選択できます。主要な機能として、ダイナミックに調整可能なDACカーブ、切替可能なDAC&TCGビュー、カスタムDAC警告カーブ、20~80%のDACビューなどがあります

DGS/AVG:特別な探触子と試材に関連付けられたDGS/AVGダイアグラムによりエコー信号を評価する欠陥サイジング技法です。DGS/AVGダイアグラムはエコーの高さ、欠陥サイズ、探触子からの距離の関係性を表示します。

AWS D1.1とD1.5:さまざまなAWS溶接部検査に対応した欠陥(反射源)の「指示評定」を表示します。手計算による手間を省き、効率的な検査を行うことができます。


EPOCH 650ダイナミックDAC/TCG機能

ダイナミックDAC/TCG機能


EPOCH 650



ソフトウェアオプション


オプションのソフトウェア機能

インターフェースゲート:安定したデジタル測定値の表示を行うために、変動する境界面エコーをリアルタイムで追従します。

腐食検査用モジュール:選択した探触子に基づく、測定に関するパラメーターの自動設定が可能です。また探触子表面の磨耗による影響を、自動ゼロ(Do Zero)により補正する機能も備えています。さらに、自動ゲイン制御(AGC)、オリンパスの厚さ測定アルゴリズム、V-パス補正、グリッドの色分け表示とエンコードB-スキャン表示も可能です。

EPOCH 650テンプレート保存ソフトウェアオプション

テンプレート保存機能



テンプレート保存:保存した基準波形とライブ波形を画面上で比較できます。保存したテンプレートはキーを押すだけで、オン・オフ切替ができ、すばやく波形を比較することができます。スポット溶接部検査などの用途に最適です。

底面エコーアッテネーター(BEA):試験体の底面エコーをゲート2で指定することにより選択的に減衰させます。

API 5UE:Practice 5UEでAPIが推奨している振幅距離差異技法(ADDT)を用いて、OCTGパイプ品質検査において欠陥寸法を計測します。

波形平均化:連続して取得したA-スキャンの平均を、ライブA-スキャンビューで表示します。波形平均化機能により、欠陥を検出した場合のSN比を改善することができます。2x、4x、8x、16x、32xで平均化します。


EPOCH 650腐食検査用モジュール機能

腐食検査用モジュール機能


データ保存とPCインターフェース

データ管理

EPOCH 650では検査データと校正データの保存、ファイル保管、レポート作成が簡単に行えます。オリンパスのPCインターフェースプログラムGageView Proに対応しており、すばやいファイルセットアップ機能とデータ管理機能により、検査データの記録やレポート作成が可能です。内蔵メモリーには最大100,000ポイントのデータが保存できます。またEPOCH 650は、ビデオ記録とレビュー機能も備えています。

レポート作成機能搭載

EPOCH 650では、各種の形式でファイルを作成することができます。スクリーンショットの画像をmicroSDカードに保存したり、保存済みのデータをCSVやXML形式でエクスポートすることができます。また、ビットマップ形式で単一のデータポイントまたは全ファイルのレポート作成も可能です。

EPOCH 650には、ビデオ記録機能が標準搭載されています。A-スキャンのライブ検査データは、毎秒60フレームで最高8分間録画することができます。記録した検査データはEPOCH 650で確認したり、PC用にエクスポートしてPC上で確認することができます。

データロガー

EPOCH 650は、校正ファイルや探傷ファイルを保存するためのデータロガー機能を搭載しています。ファイルタイプは、校正(CAL)とインクリメンタル(INC)の2種類に対応します。CALファイルは、いくつものアプリケーションや使用する探触子の校正設定を保存・呼出することにより、すばやい検査準備をサポートします。INCファイルは、1つのファイル名に複数の探傷データを保存し、ダウンロードやレポート作成を行うことができます。

また、データロガー機能では、腐食減肉測定用のデータロガーのファイル形式も使用できます。この機能は、シーケンシャル、カスタムポイント付きシーケンシャル、2-Dグリッド、カスタムポイント2-D、3-Dグリッド、ボイラー、2-D EPRIのファイル形式に対応しています。


GageView Pro

EPOCH 650では、オプションのPCインターフェースプログラムGageView Proを使用することができます。GageView Proは、検査データのダウンロード、PC上での測定結果の閲覧、測定データと校正データの表計算ソフトへのエクスポート、探傷器の校正と検査データのバックアップ、機器ファームウェアのアップグレードやスクリーンショットなどの操作が可能です。
 

microSDカード

EPOCH 650は、内蔵メモリーとリムーバブルメモリーの両方で、2GBのmicroSDカード(リムーバブルメモリーは最大64GBまで使用可能)を採用しています。リムーバブルメモリーを使用すれば、探傷器同士でファイルを共有したり、各種のファイル形式でレポートを出力したりすることができます。内蔵メモリーとして2GBのmicroSDカードが本体内部に実装されており、すべてのデータはカードに保存されます。万一、探傷器本体が損傷し修理不可能な場合でも、オリンパスサービスセンターでmicroSDカードを取り出して、重要なデータを復旧させることができる可能性があります。


EPOCH 650ファイルレポート出力機能搭載(ビットマップ形式)

EPOCH 650ファイルレポート出力機能(ビットマップ形式)

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