工業用顕微鏡ご購入ガイド

共焦点レーザー顕微鏡では、レーザー照明を使用してサンプルの非常に詳細な高解像度画像が得られ、サンプルを切断する必要がありません。工業用途の場合、共焦点レーザー顕微鏡は主に材料解析と表面粗さ測定に使用されます。

LEXT OLS5100を使用すれば、サブミクロンレベルで形状や表面粗さを正確に測定する作業をスピーディかつ効率的に行え、簡易化されたワークフローで信頼できる高品質データが得られます。不具合解析と材料工学研究を主目的として作られたこのレーザー顕微鏡は、非常に正確な測定データを生成し、サンプルの包括的な3D画像を作成します。

デジタルマイクロスコープが一般的な光学顕微鏡と異なるのは、画像の投影先が接眼レンズからモニターに置き換えられている点です。この組み合わせによって、画像を長時間でも快適に見ることができるようになり、画像処理機能も充実しました。工業用顕微鏡としてのデジタルマイクロスコープは、機械部品製造の品質管理によく用いられます。

当社のDSX1000システムにより、非常に高度な測定が素早く効率的に行うことができ、精度と再現性の高い結果が得られます。DSX1000デジタルマイクロスコープには、エントリー、チルト、高解像、ハイエンドの4つのモデルがあり、それぞれ特定の用途に合わせて最適化されています。各モデルの詳細は、当社のデジタルマイクロスコープガイドをご覧ください。

製造工程におけるコンタミネーション解析システムの役割は、粒子コンタミネーションレベルをできる限り低く保ち、製品が機能的制限を受けないようにすることです。いかなる機能制限をも回避するには、コンポーネント清浄度を定期的に測定し、評価する必要があります。

CIX100システムを使用すれば、工業用清浄度検査データの取得、処理、解析、文書化を行い、製造工程を通して清浄度規格への準拠を保つことができます。開発から品質管理まで、当社のコンタミネーション解析システムは精度の高いパフォーマンスと最大限の生産性をもたらします。

工業用測定顕微鏡は製造と品質保証のために用いられます。対象物を高倍率で観察、測定できるので、精密な検査要件を満たせます。

STM7測定顕微鏡は、機械部品や電子部品の3軸測定をサブミクロンレベルで行います。高い機能性によって、初心者からベテランまでの幅広いユーザーが、対象材料の大小、複雑さの度合いにかかわらず高い精度で測定可能です。

光学顕微鏡は、定型的な検査から高度な解析まで、さまざまな用途に使用できます。一般に品質管理に用いられ、新開発された材料、電子機器、金属、および化学製品を詳細に検査する目的で使用されます。

当社の光学顕微鏡はカスタマイズ可能で、光学/デジタルのイメージングコンポーネントのどちらにも対応します。正立金属顕微鏡または大型サンプル向けの倒立金属顕微鏡から選択可能で、どちらも迅速で正確なサンプル解析が可能です。

AR（拡張現実）マイクロスコープでは、顕微鏡視野内にテキストやデジタル画像を投影できるので、ユーザーは接眼レンズから目を離さずに、指示やメモの確認のほか、ビデオやチュートリアルを見ることさえ可能です。手元の作業に集中できるためヒューマンエラーが低減し、製造工程の正確さが格段に向上します。

AR1マイクロスコープシステムはSZX実体顕微鏡に組み合わせることができ、顕微鏡ベースの製造作業とトレーニングに求められるスピードと効率性に対応します。EvidentのARマイクロスコープは、正確さが最も重要となる医療機器製造によく用いられます。

実体顕微鏡は、独立した対物レンズと2つの異なる接眼レンズを使用してそれぞれ異なる光路を設け、サンプルの3次元ビューを提供します。

当社の工業用実体顕微鏡においては、初心者からベテランまで、幅広いユーザー向けのオプションをご用意しています。カメラや、お客様のニーズに適した追加機能やソフトウェアソリューションにてカスタマイズ可能です。製造における単純なサンプル解析から品質保証まで、幅広い産業用途に適した実体顕微鏡です。