MX63/MX63Lなら、豊富なサポート機能やガイダンス機能を使えば初心者でも適切な観察条件で効率的な検査が行え、作業者ごとのバラつきも抑えることができます。顕微鏡を適切に操作するために必要だった専門的なトレーニングも不要です。
視野内に表示される格子パターンへピントを合わせればサンプルにもピントが合います。ベアウエハーやガラス、フィルムなどパターンがないサンプルで威力を発揮します。誤ってサンプルに対物レンズが衝突することを防止できます。
格子パターンでピント合わせ/ピントがあったら格子を非表示に/サンプルに簡単にピントが合います
ハードウェア設定は映した画像に保存させることが可能です。観察方法や明るさ、対物レンズといった観察条件はすべて記録できるので、その後の使用時や、他のユーザーが使用する際にも、簡単に条件を再現できます。常に同一の条件で検査できるので、信頼性の高い結果が得られます。
作業者ごとに設定がばらつく | 設定された観察条件を読み出し | どの作業者でも同じ設定で観察可能 |
使用頻度が高い、対物レンズ切替えボタンなどをフロントパネルの低い位置に配置しているので、検査中にフォーカスハンドルから手を離したり、接眼レンズから目を離す必要がありません。MIX照明の制御や、画像撮影も手元で操作できます。ハンドスイッチには観察法・対物レンズの表示やPRECiV画像解析ソフトウェアの機能を割り当てるボタンも装備しています。
操作性を追求したフロントパネル | コンパクトなハンドスイッチ | 画像撮像ボタン |
顕微鏡では倍率や観察法ごとに光量やASなどの設定は異なり、その度に適切な変更操作に手間取り再現できないことが課題でした。MX63/MX63Lならあらかじめ設定しておいた適切な光量やASに自動切り替え、本来の観察に集中できます。
ライトマネージャー
従来の照度 | 同じ光量のまま、倍率や観察方法を変えると観察に不適切 |
ライトマネージャー | 倍率や観察方法に応じて、あらかじめ設定された適切な光量に自動切り替え |
AS設定
AS最大:高解像 | AS最小:焦点深度が深く高コントラストな画像 |