使いやすさと疲労軽減を追求

観察者一人一人に快適な姿勢で観察ができる鏡筒およびアイポントアジャスター

顕微鏡観察におけるエルゴノミクスを追求しティルティング角度を5～45°で調整できるティルティング鏡筒/SZX2-LTTRと、アイポイントの高さを30～150mm可変できるアイポントアジャスター/SZX2-EEPAを用意しました。このアイポイントアジャスターには目盛りが付いているため、観察者にあった丁度良い高さを再現することが可能です。これら2つのユニットを組み合わせることで、観察者にあった快適な姿勢が可能となり、疲労やストレスが軽減されるため、作業効率や生産性の向上が期待できます。

エルゴノミクスとコンパクトを高次元で両立

三次元CADを用いた曲面デザインを鏡体やスタンドに採用。全体に丸味をおびたエルゴノミー性の高いデザインは、触れる手に優しく、長時間観察の疲労も軽減します。

操作頻度の高いズームハンドルを前面に配置

倍率の再設定機能を装備

顕微鏡を使った多くの作業の中で観察結果の一貫性を保つために観察条件の再現機能は非常に重要です。SZX7はズーム倍率表示ごとのクリックストップON-OFF方式を採用しているので以前設定した倍率を正しく再現することができます。

眼が振れても像が消えにくい接眼レンズ

観察時に姿勢を変えたり、瞬きをしたりして像が消えてしまい再度注目点を探すなど、観察像が一瞬消えてしまうと検査効率が悪く眼の疲れの原因にもなっていました。そこでオリンパスは観察者の眼が多少振れても像が消えにくい接眼レンズを新開発。長時間観察での眼の疲労を軽減し、検査効率も向上します。

デバイスを静電気から守るESD対応

本体及び主要アクセサリーは静電防止塗料を施しました。速やかに除電し、標本の破壊を防ぎます。また、塗装による表面処理は埃や汚れの吸着、経時的な変色を軽減します。