対物レンズは、顕微鏡の中で最も複雑であるとともに、最も重要な構成部品です。 このマルチエレメント設計のレンズによって実像を作り、接眼レンズ越しに観察します。 当社は豊富な種類の顕微鏡対物レンズを取りそろえ、可視光から近赤外光域に対応する優れた光学性能を提供します。 お客様の検査要件に応じて、さまざまな設計の対物レンズをご利用いただけます。 MXPLFLN-BDは暗視野観察用に設計されており、光沢のある表面のキズの検査に適している一方で、SLMPLNは電子部品の検査に最適な設計になっています。 幅広い産業のさまざまな検査タスクを実行するため、特別に設計されたレンズのラインナップをご用意しています。 お客様のあらゆるご要望に、当社の先進の顕微鏡対物レンズで対応できます。 |
独自の技術により、解像度、作動距離、フラットネスを相反することなく向上させたレンズを開発しました。高NAかつ3mmの作動距離の実現により、中心から周辺の視野と画質が改善され、自動半導体検査のスループットが大幅に向上します。MXPLFLN-BDシリーズとしては、20倍と50倍の明視野/暗視野レンズをご用意しました。
接眼レンズは鏡筒の最上部にあり、観察時にはそこに目を合わせます。 接眼レンズの倍率は低いですが、対物レンズと組み合わせて使うと大きな拡大倍率が得られます。 顕微鏡の下部に配置された対物レンズでとらえた拡大画像を、接眼レンズを使って拡大します。 接眼レンズは単に倍率に合わせて焦点を合わせるのに対して、対物レンズは顕微鏡の分解能や倍率の制御など他の機能も実行します。
通常は、1台の顕微鏡に3個から5個の対物レンズが装着されています。一般的に、5X、10X、20X、50X、100Xの倍率で構成されます。
対物レンズは1次結像を担っており、作られる像の品質を決定するほか、総合倍率と全体の分解能を制御します。 設計と品質は非常にさまざまなものがあります。
顕微鏡の対物レンズをクリーニングするには、以下の手順に従ってください。まず対物レンズを取り外し、レンズを上に向けて平らな場所に置きます。 レンズペーパーを細い三角形に折ります。 ペーパーの先端をクリーナーで湿らせてレンズの上に乗せ、レンズを渦巻き状に回転させてクリーニングします。 レンズペーパーをさらに巻き上げて割き、先端をブラシのようにします。 円を描くようにクリーニングするのではなく、レンズを軽くかすめるようにします。その後、別のペーパーで水分をふき取ります。 研磨剤やリント布の使用は避けてください。また、レンズは乾拭きしないでください。 キズが付く恐れがあります。
You are being redirected to our local site.