超音波探傷チュートリアル
9.2 CDS/クリーピング波
CDSウェッジは、亀裂の検出と、亀裂が内径に接しているかをすばやく判断するために使う特殊なプラスチック製ウェッジです。 この技法ではさらに、亀裂が部品厚さの内部、中部、または外部3分の1の位置にあるかどうかがわかります。 CDSはCreeping-Direct-Shearの略であり、30-30-70法としても知られています。 CDSウェッジは一振動子型探触子を使用して、試験体内に3つの音波を同時に生成します。
- 外径クリーピング波は31.5度の間接波(上の図の赤色の路程)を形成し、このモードが内径クリーピング波に変わります。
これにより、内径に接したすべての亀裂から反射信号が生成されます。
- 30度の横波(オレンジ色の路程)は、材料内径を臨界角で反射して70度の縦波を形成します。
内部域またはさらに深く伸長した亀裂からの信号が探触子で受信されます。
- 70度の直接縦波(青色の路程)は、非常に深い亀裂からの端部回折信号を形成します。
これらの信号の有無が、検査結果の解釈の鍵となります。 標準的な検査設定および解釈の詳細は、内面開口割れ検出とサイジング手法を参照してください。
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