オリンパス株式会社(社長:笹 宏行)は、X-act Count(イグザクトカウント)テクノロジーを搭載した新ハンドヘルド蛍光X線分析計DELTA
Professionalを発売します。40kVのX線管と検出器にSDD(シリコンドリフトディタクター)を搭載し、検出時間、検出感度、対応可能な元素の数に優れた性能をもつハンドヘルド蛍光X線分析計のベストバリューモデルです。DELTA
Professionalは、あらゆる環境下でも対応可能な堅牢設計で、優れた耐久性と性能を発揮します。
DELTA
Professionalでは特に、ハンドヘルド蛍光X線分析計では従来難しかった軽元素および軽合金の測定用途での性能を強化しています。マグネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)、シリコン(Si)、リン(P)、硫黄(S)の分析もその場で簡単に行うことができます。DELTA
ProfessionalのX-act
Count(イグザクトカウント)テクノロジー、40kVロジウム(Rh)のX線管、SDD、自動フィルタリングを統合することにより、遷移金属および重金属をすばやく、正確に分析し、オプション機器を使用しなくても、含有軽元素を検出できる優れた検出性能を提供します。さらに、各サンプルごとに、自動的に測定の拡張や中断を行うAlloy
SmartSort(合金スマートソート)モードを使用すれば、測定スループットを最大限に引き出すことができます。
オリンパスの蛍光X線分析計DELTAは、最新のエレクトロニクス、X線技術、先進のソフトウェアを搭載しており、操作が簡単で、正確な測定を短時間で行うことができます。1日に何千回もの測定が必要なアプリケーションや厳しい環境条件下でも、連続使用が可能です。
DELTAシリーズは、堅牢性に優れており、合金、金属、元素測定に高い分析感度を備えています。
蛍光X線分析計DELTAに関する詳しい情報については、当社のウェブサイト(http://www.olympus-ims.com/ja/xrf-xrd/delta-handheld/delta-alloy/)をご覧ください。