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フェーズドアレイプローブRollerFORM:複合材料検査用ホイール型プローブを発売

2014年07月09日

非破壊検査技術の分野で世界をリードするオリンパスは、複合材料やその他航空宇宙業界で使用される滑面材料に対して、高性能かつ水浸技術を使用した超音波検査を容易にするために新たに開発されたホイール型超音波フェーズドアレイプローブ「RollerFORM」を発売しました。


RollerFORMは、低価格で簡単に使用を開始することが可能で、フル2-Dエンコーダーシステムを置き換えるものであると同時に水浸技術に置き換わる新しく効果的な検査を提供します。RollerFORMのホイールタイヤは、水の音響インピーダンスに極めて近い特性を備えた特殊な材料で作られています。この設計特性により、エネルギーを効率よく、不要なエコーを伴わずに検査部位に送ることができ、5MHzのフェーズドアレイプローブを使用して複合材料を検査する場合、表皮下1mmで最適な解像度を実現できます。3.5MHzのプローブは、より厚みのある減衰量の多い材料の検査に適しています。タイヤの素材が透明であるため、作業者はウォーターチャンバー内の気泡や不純物を容易に見つけることができます。最低限の圧力で的確にカップリングできるため、厳しい走査角度においても強い超音波信号を確保できます。


RollerFORMは、OmniScan や FOCUS LT などのフェーズドアレイ機器と組み合わせ垂直探傷を利用して、製造現場または保全部門で部品や材料の非破壊検査を行います。共通のアプリケーションとしては、複合材料の気孔率の定量化や層間剥離の寸法断定、アルミパネルの壁損失のモニタリングなどがあります。人間工学をもとに設計されたRollerFORMは、インデックスボタンが実装されているため、作業者は1ライン毎に取得した複数枚のC-スキャン画像をリアルタイムで一つの画像に組み合わせることができるため、検査対象物の表面マッピングが可能です。また、レーザーガイドが内蔵されているため、まっすぐで正確な走査が可能です。
RollerFORMは、小型・軽量デザインでありながら、製造現場や保全部門において優れた耐久性と性能を発揮します。また、複合材料の大きいエリアの走査に理想的であり、スピーディーな検査時間と高い生産性を実現します。

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