単層・複層材料に対してオリンパス史上最少の厚さ測定が可能に
米国マサチューセッツ州ウォルサム (2022年3月1日) 新発売の72DL PLUS™ 超音波厚さ計は、高速で精密な厚さ測定が可能な小型で使いやすい装置です。 高速スキャン機能、先進のアルゴリズム、オリンパス史上最少の厚さ測定能力を備え、さまざまな業界で対応が困難な非常に薄い層の厚さを測定可能です。
塗装厚さ計、コーティング厚さ計、材料厚さ計のどの用途に使用した場合でも、72DL PLUS厚さ計は信頼性の高いラボ品質の測定が可能なので、製造現場の生産性とスループットが最大化します。
厚さの変化を容易に追跡して視覚化
複層のコーティング、塗装、プラスチックなどの材料を一度に6層まで表示可能なこの厚さ計は、フルカラータッチスクリーンと5種類の測定レイアウトで、厚さの変化を正確に追跡し、視覚化できます。
定期的な厚さ測定のアプリケーションセットアップが簡単に
ガイド付きのワークフローによって、アプリケーションセットアップの作成と保存が簡単です。 定期的なアプリケーションの場合、設定を保存して呼び出せば、検査前の装置セットアップが楽になります。
インダストリー4.0向けの最新のデータ管理
内蔵のデータログ機能とオンボードファイル管理によって、厚さデータの収集と処理が合理化される一方で、PCインターフェースアプリケーションには複数の装置や部品のデータを確認・管理するための直感的なツールが含まれています。 インダストリー4.0を実践するための接続性とクラウド対応性を持つ72DL PLUSは、ワイヤレスLAN、Bluetooth®、USB接続に対応し、Olympus Scientific Cloud™(OSC)に統合できます。
製造現場の使用に耐える堅牢設計
産業環境向けに作られた72DL PLUSは、屋内の作業台でも、4点チェストハーネスやショルダーストラップを装着して屋外でも使用できます。 落下や衝撃から保護するための米国軍用落下規格(MIL-STD-810G)に準拠し、防塵防滴性能のIP65要件を満たすように設計されています。また、動作温度範囲が–10 °C~50 °C(14 °F~122 °F)と優れているので、寒冷地でも酷暑地域でも信頼性の高い測定が可能です。
多様な用途に合う厚さ計モデル
72DL PLUS厚さ計には、標準モデルと高周波数モデルがあります。 高周波数モデルでは、最大125 MHzの探触子周波数を駆動して、極薄材料(複層の塗装、プラスチック、金属、コーティングなど)を測定し、同時に6層までの厚さを表示できます。 72DL PLUS厚さ計は、高速で正確な測定のために最大2 kHzの測定速度、60 Hzの表示更新速度、クリーンな信号を提供します。
72DL PLUS超音波厚さ計の詳細は、Olympus-IMS.comをご覧ください。
オリンパスについて
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オリンパスの産業ソリューションは、産業用顕微鏡やビデオスコープから非破壊検査技術やX線分析装置まで多岐にわたります。 これらの製品は、品質管理、検査、測定アプリケーションに広く使用されています。 オリンパスの技術は、製造、保守、環境、天然資源などの分野で活用されており、製品の品質を守り、産業インフラや施設の安全性を高めることに貢献しています。 詳細については、当社のウェブサイト(www.olympus-ims.com)をご覧ください。
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