WeldSight™ ソフトウェアによりオリンパスの超音波溶接部検査ソリューションが完成します
米国マサチューセッツ州ウォルサム、 (2020年11月17日—オリンパスが新たにリリースするOmniScan™ X3フェーズドアレイ探傷器向けWeldSight™ 付属のPCソフトウェアは、検査員が欠陥の特性解析やサイジングの限界を超えるための強力なツールとなります。 従来型超音波探傷(UT)、フェーズドアレイ(PA)、およびTime-Of-Flight Diffraction(TOFD)により収集されたデータに対応し、検査員が国際規格の厳しい要件に準拠した検査後解析を行えるように設計されています。
複雑な溶接部検査に最適な解析ツール
経験を積んだPAUT検査員によって、このソフトウェアの溶接部解析ツールを使用して、欠陥指示の先進的な検証を行えます。 相互検証の必要性を低減する強力なスクリーニング機能により、検査時間が短縮されます。 複雑な形状の欠陥であっても、明確なスキャンファイルのマージと複数の表示オプションによって、溶接部の細部をあらゆる側面から検査できるので、欠陥の特性解析と判別が迅速になります。
WeldSightソフトウェアには、溶接部内部から得られたデータのみを使用して形状に基づいたC-スキャンを生成する、革新的な溶接部ゲートも組み込まれています。
フレキシブルでカスタマイズ可能
検査員が特定の手順、用途、または規格の要件に準拠できるように、このソフトウェアのスキャンデータ表示は、ドラッグ&ドロップしてレイアウトをカスタマイズできます。 収集されたデータの完全性も、欠損データ統計、編集可能なゲート、エンコーダー再校正ツールを使用して検証し、改善することができます。
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