半導体・電子部品などの研究開発・品質解析向けソリューション 工業用顕微鏡イメージング・測定ソフトウェア「PRECiV(プレシヴ)」を新発売―直感的かつ簡単な操作で再現性の高い測定・解析を実現2022年01月19日
オリンパス株式会社(取締役 代表執行役 社長兼CEO:竹内
康雄)は、半導体・電子部品など産業部品の観察や測定、レポート作成をサポートするイメージング・測定ソフトウェア「PRECiV」Ver1.1を2022年1月19日(水)に発売しました。本製品は、観察からレポート作成までの一連のワークフローに沿って迷いなく操作できるようUI(ユーザーインターフェース)にナビゲーションバーを採用しています。さらに新開発した自動エッジ検出を搭載しており、誰でも直感的かつ的確に測定・解析することが可能です。これらにより解析業務の精度および効率の向上に貢献します。
▪発売の概要
▪主な特長1. ワークフローに沿って直感的な操作が可能なUI
▪発売の背景
製品の強度や安全性を担保するため、電子部品や半導体、金属材料など、あらゆる工業製品の製造現場において、各国の工業規格や社内の業務標準に準拠した条件で検査が実施されています。顕微鏡画像による検査は、品質を担保するための重要な工程の一つです。しかし、作業者の操作方法やスキルにより解析結果や作業効率に差異が生じるなどの課題がありました。
主な特長の詳細1.ワークフローに沿って直感的な操作が可能なUIナビゲーションバーの採用により、作業者は一連のワークフローに沿って迷いなく操作できます。ナビゲーションバーには、ワークフローの各工程に必要な機能が集約されているため、作業者は直感的な操作で効率的に作業を行うことが可能です。さらにUI右側の操作エリアは作業者がカスタマイズすることも可能なので、解析・検査内容に適した機能を配置することにより、最適な操作フローを実現し、作業効率の向上に貢献します。 「PRECiV」のUI 2. 的確かつ効率的な解析作業をサポートする豊富な計測機能
豊富な計測機能の一つとして、新開発した自動エッジ検出機能を搭載しています。従来は作業者が手作業でエッジ部分を選択していたため、作業者によって誤差が生じることがありました。本機能により、作業者による誤差をなくし、より的確にエッジを検出することで、対象物の形や中心の位置、直径、面積、他の対象物との距離を、誰でも簡単に高い再現性をもって測定することが可能です。
自動エッジ検出機能(左)と、その活用例(右) EFIとパノラマ画像の同時取得イメージ(右:ライブ画像、左:同時取得した画像) 3. さまざまな分野に対応し、多様なニーズに応えるマテリアルソリューション
本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。 オリンパスの産業分野について |
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