エビデントが、新しい探傷検出器OmniScan™ X4の発売を公表2024年10月23日 迅速かつ容易に検査を行えるよう設計されたオールインワンの高性能検査ツール& 米国マサチューセッツ州ウォルサム、 (2024年10月21日)—エビデントは近頃、OmniScan™フェイズドアレイ探傷器の最新モデルであるOmniScan X4の発売を公表しました。OmniScan X4は数々の超音波技術と強力なイメージング技術を搭載し、各種インフラ基盤資産の損傷構造を、熟練度に関係なく迅速かつ正確に検出できるよう設計されています。 OmniScanシリーズは、堅牢性に優れ現場で実証済みのポータブル超音波探傷器のポートフォリオで、20年を超える製品開発と強化が結実しています。OmniScan X4は、同シリーズの最新の進化を具現し、多様なアプリケーションを取り揃え、検査が困難な場合にも要求に応えます。 OmniScan X4は迅速性、簡易性、汎用性に重点を置き設計された軽量な検査ソリューションで、フェイズドアレイ超音波探傷試験(PAUT)機能を、使い勝手の良いインターフェースにすべて用意し、難度がきわめて高いきずでも正確に検出できます。OmniScan X4のどのモデルにも、高度なトータルフォーカシングメソッド(TFM)、位相コヒーレンスイメージング(PCI)、平面波イメージング(PWI)技術を採用し、きずの検出と特性評価を迅速に行えます。 高性能NDT製品のグローバルサポートの常務取締役を務めるÉmilie Péloquinいわく、「TFM、PCI、PWIに必要な複雑処理が求めるパワーをOmniScan X4に注入しました。これらの技術をフェイズドアレイに加えれば、損傷の度合いを確実に判断する際の大きな助けとなります。さまざまな技術を活用することで、正しい判断を下す確率が大幅に上がります。手段をより多く持つことで不確かさが低減します」 新しいOmniScan X4は複数の技術を採用した高性能の探傷検出器で、検出機能としてTFM、PCI、PWIを備えています。 Péloquinが言を重ねるに、「OmniScan X4が他と一線を画すのは、進化するよう設計されていることです。継続的に性能を改善し、搭載ソフトウェアを強化し、新機能を加えることで、業界特有のニーズに照準を合わせます。改善内容の多くを、3カ月ごとのソフトウェア更新を通し、補完機能としてOmniScan X4のユーザーに提供します」 OmniScan X4のどのモデルも1 TBのソリッドステートドライブ(SSD)を内蔵しているため、ファイルの転送のために作業を中断する必要がなく、作業を長時間続け広範な部分を検査できます。また旧モデルよりも、RAMの容量が大きくプロセッサも強力で、MXUソフトウェアの最適化を実施済みなので、OmniScan X4ではほぼ瞬時に反応が得られ、一般操作に切り替わります。 産業部門の会長であるKaren Smithいわく「当社は、スピードと効率が現場の生産性にどれほど重要か理解しています。OmniScan X4は処理力とデータ保存機能が向上したので、結果の特性評価を即時かつ容易に実行でき、資産所有者のコスト低減につながります。さらにコンパクトで軽量、設置面積も小さいので、機器の移動や設置、操作をさっと簡単にできます」 堅牢性と可搬性に優れたOmniScan X4は移動も設置も容易で、1人でも使用できます。 OmniScan X4ではアプリケーションの事前設定を直感的に行えるので、基本的な検査設定から複雑な設定に至るまで、最適なイメージング設定を数分でこなせます。これらの事前設定は、信頼性が高く正確なデータの収集、効率の向上、後処理作業の軽減による一貫性の確保、イメージング報告書の作成時間の短縮にも寄与します。 他にも、TFMとPCI結果を同時に表示する機能も備え、難度の高いきずでも鮮明なイメージングを行い、検査の迅速化や精度の向上を実現します。また、旧モデルよりも短時間でTFMを最大3回計算できるので、生産性が飛躍的に向上します。 全体的な性能と効率的なワークフローが増強するよう設計された新しいOmniScan X4は、きずの迅速かつ正確な検出、高度なイメージング技術、信頼性の高い性能を兼ね備え、成長と多様化を継続する力も持ち合わせています。高度なPAUT技術をすべて搭載し、多用途に対応するこのオールインワンの検査ツールは、習熟度に関係なく、難度が高いきずを迅速かつ正確に検出して特性を評価し、検査工程を簡潔化し、多岐にわたる作業を行なうのを助けます。詳細については、https://www.olympus-ims.com/de/phasedarray/omniscan-x4をご覧ください。 エビデントについて2022年、オリンパス株式会社はライフサイエンス事業と産業ソリューション事業を担う科学ソリューション部門を分社化し、新会社エビデントを設立しました。名前は変わっても、これまで当社が100年を超えて確立してきた専門技術、製造能力、お客様への献身は変わりません。 エビデントでは、革新と探求を事業の核としています。人々の健康と安心、心の豊かさを実現するため、 医学的研究分野、インフラ設備の点検、消費材に潜んだ有害物質の検出など、さまざまな現場におけるお客様の課題解決や成果の向上に貢献します。 エビデントの産業分野におけるソリューションは、設備の保守、製造、環境用途の顕微鏡、ビデオスコープ、非破壊検査装置、X線分析装置まで多岐にわたっています。最先端の技術を搭載したエビデントの産業分野の製品は、品質管理、検査、測定の分野でも幅広く活用されています。 ライフサイエンス分野においては、最先端のソリューションを提供し、広くコラボレーションをすることで、科学者や研究者の方々をサポートします。常にお客様の抱える課題の解決や、新たに生じるニーズに応えるべく、病理学、血液学、不妊治療など臨床研究や、研究と教育分野に向けた幅広い用途の顕微鏡システムのラインアップを提供し続けています。 詳細については、当社のウェブサイトエビデント EvidentScientific.comをご覧ください。 メディア担当窓口: |
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