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工業用内視鏡および目視検査機器

目視検査ソリューション

アクセスしにくい場所を検査する必要がある際には、当社の携帯性に優れ使い勝手の良い工業用内視鏡と目視検査機器が、現代に求められる工業用検査のご要求にお応えします。

ビデオスコープやファイバースコープが持つたくさんの直感的な先進機能と、多様な挿入長、外径、および表示オプションによって、当社の工業用内視鏡検査ソリューションは多彩な用途に対応しています。

デモのお申し込み

工業用内視鏡検査

工業用ビデオスコープ

工業用ビデオスコープ

高解像度LCDモニターに送られる優れた画質と明るさによって、エンジンやタービン内部などのアクセスしづらい箇所の検査が可能です。HDビデオ、3Dモデリング、ビデオと画像の記録などの先進機能と使いやすさを併せ持つ当社のビデオスコープは、業界をリードする目視検査ツールです。
ファイバースコープ

工業用ファイバースコープ

ファイバースコープは、光ファイバーの束を使用して画像を検査員が覗く接眼レンズに送る、柔軟性のある装置です。直径が細いので、アクセスしづらいエリアの目視検査を可能にします。

デジタルターニングツール

Sweeneyデジタルターニングツール

Sweeneyデジタルターニングツール

Sweeneyデジタルターニングツールを使用することで、検査員一人でタービンの回転を制御しながら内視鏡検査ができるため、タービンブレードの検査をより迅速かつ簡単に行うことができます。

検査支援ソフトウェア

3DAssist™3D画像生成ソフトウェア

3DAssist™3D画像生成ソフトウェア

検査支援ソフトウェアを使って、検査工程の合理化と効率の改善を図りましょう。現場での検査ワークフローを効率化することで、3D画像の取得と管理が容易になり、離れた場所でのレポート作成に役立ちます。検査中に記録した大量の画像の整理から、オフィスに戻って行う対象領域の3D画像解析まで、代表的な目視検査におけるさまざまな課題を解決します。

工業用内視鏡の選び方

工業用内視鏡とは?

工業用内視鏡とは、医療用内視鏡の工業版です。医療用内視鏡と同様に、工業用内視鏡にも挿入部に光学レンズが搭載されていますが、内視鏡で行う目視検査の対象は、生物の体内ではなく構造物の内部です。

内視鏡は通常、人間の目では見ることのできない、機械や構造物の内部を映像で検査するために使用され、複雑な機械、配管、エンジン内部などの密閉された空間や、アクセスが困難な場所の検査に役立ちます。

Evident工業用内視鏡の特長

当社の工業用内視鏡は、画質や耐久性、挿入性など、基本機能の性能が優れているだけでなく、クラックの計測や計測箇所の3D表示、ブラックライト検査、異物回収なども行えます。

加えて、用途に合わせた多彩な製品ラインアップを取りそろえています。例えば、スコープのラインアップ中、外径がもっとも細いものは1.8mm、もっとも長い機種は30mあり、多くの製品で湾曲操作が可能です。機種により特長が異なります。詳細はお問い合わせください。

お問い合わせ

高画質

検査において細かな不具合、欠陥を見落とさないことが重要です。 当社の工業用内視鏡では、手前から奥までピントの合った鮮明な画像での検査が可能です。また、独自の画像処理機能WiDERを使用すれば、白飛びを抑え、光の届きにくい箇所まで明るく観察ができます。

先端可動式

挿入部先端は360度の範囲で湾曲可能で、検査箇所を的確に捉えることができます。

検査箇所にたどり着く、高い挿入性

内視鏡を用いた検査において、検査箇所にたどり着けることが重要となります。まずは検査箇所まで到達できなければ、状況を確認することができません。曲がった配管のような複雑な経路であっても、挿入が容易であれば検査効率も向上します。

当社の内視鏡は、挿入部の先端に向かって徐々にやわらかくなるTapered Flex方式を採用し、高い押し込み性能を備えています。

IPLEX GAirビデオスコープなどの機種においては、さらに挿入性を高めるガイドヘッドを用意しており、長尺スコープであっても高い挿入性を実現しています。

検査対象に合わせた挿入部径・長さをラインアップ

スコープ外径はもっとも細いもので1.8mm、挿入長は最大で30mの湾曲可能な機種を備えています。汎用的に使用されるものでは、外径4mmや6mm、挿入長2m〜10mの機種もご用意しています。

挿入部外装には耐摩耗性に優れたタングステンブレードを採用しており、検査対象物に合わせて、適切なラインアップをご提案します。

小型で限られたスペースでも点検可能

先端のレンズは交換が可能で、直視だけでなく側視のレンズもご用意しております。先端部を湾曲させることができない狭い空間でも、側視レンズを使用することで被検体側面の検査が可能です。

録画・撮影機能

検査した画像や動画は、SDカードなどの記録媒体への記録が可能です。また、一部の機種では動画録画中の静止画撮影にも対応しております。さらに、オプションのコンスタントビデオ* 機能を使用すれば、30分のループ撮影が可能で、録画し忘れを防止できます。

*IPLEX GXのみ使用可能。オプションのメモリカードが必要です。詳細については、お問い合わせください。

防水機能

挿入部は防水対応で、水中で観察できます。内視鏡本体は防塵防滴対応(IP55)で、雨天での使用も可能です。

PC接続可能

USB Type CにてWindows PCと接続し、専用のソフトウェアを使用して映像の表示が可能です。もちろん、表示した映像は静止画や動画として記録できます。

ブラックライト(UV)、赤外光(IR)を先端から出射可能

挿入部先端から出射できる光は可視光だけでなく、赤外線(IR)とブラックライト(UV)を選択いただけます。これにより、可視光を用いない検査や、細かい傷やオイルリークの発見を容易にする検査をサポートします。また、直接目視できない部分の蛍光浸透探傷検査にもご利用いただけます。

利用できる主なシーン

工業用内視鏡は、さまざまな産業や用途で利用されています。直接目視できない箇所を映像で確認したいというご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。

自動車部品の検査

自動車には、水や油、燃料、空気が流れる経路が数多く存在します。内部で循環するものも多く、バリなどの欠陥があると、それが剥がれた際に別の部品に流れ込み、機能不全を起こす可能性があります。そのため、製造品の内部の検査が重要になります。

当社の内視鏡は、先端部の湾曲が可能なスコープ外径2.2mmの製品をラインアップしており、細い配管や狭い箇所の検査に活用いただけます。

また研究開発においても、部品内部を映像で鮮明に確認できることは、工数の削減になるだけでなく、現物の状態をそのまま確認できることで、内部状況の正確な把握につながります。

当社の工業用内視鏡においては、観察だけでなく、寸法や凹凸を計測することも可能です。一部機種では計測箇所の3D表示も可能で、定量的な評価に貢献します。

内視鏡を使用した自動車エンジン検査の詳細

航空機の検査とメンテナンス

航空機においては、製造からメンテナンスまで、さまざまな箇所の検査が行われています。特にエンジンは、飛行に関する重要な部品のひとつであり、定期的なメンテナンスが義務付けられています。

当社の内視鏡は、広い空間においても手前から奥まで、鮮明な映像で検査が可能です。また、検査を効率的に行うための挿入補助具もご提案可能です。

内視鏡を使用した航空機検査の詳細

構造物や建造物の検査

構造物の老朽化に伴い検査需要が高まる中、当社製品はさまざまな箇所で活用されています。特にトンネル壁面や、地面の直接目視できない内部の映像化、ひび割れの計測、橋梁狭隘部等の状況調査等に多く使用されています。

挿入長が30mかつ先端湾曲が可能で、天地方向がわかる機能を備えた製品をラインアップしていますので、現場での効率的な検査に貢献します。

マンションや戸建て住宅においても、給水管や壁裏、床下等の検査に活用されています。配管ではサビや腐食によるピンホールの検査を、壁裏や床下の検査では防水シートや断熱材の設置状況、害虫による被害の検査等に使用されています。

工場設備の検査

安全に工場の設備や機械を稼働させるためには、設備の老朽化が招く事故を未然に防ぐ、適切な設備保全が重要と言われております。

当社の内視鏡は、各種配管や排気ダクトの詰まり、製造装置内部の不具合検査等に活用されています。製造装置を安定して稼働させることは、作業者の安全を守るだけでなく、ダウンタイムなく安定して生産できることにもつながります。

工業用内視鏡のよくあるご質問

工業用内視鏡とは?

工業用内視鏡は目視検査機器の一種で、接眼レンズまたは画面(ビデオスコープの場合)に画像を転送する硬性の挿入部またはフレキシブルな挿入部から構成されます。検査員はこれらの機器を使用して、アクセスが困難なエリア内を観察します。

ビデオスコープと硬性鏡の違いは?

ビデオスコープは内視鏡の一種で、ビデオディスプレイが装備されています。硬性鏡はシンプルな装置であり、機能が絞られています。ビデオスコープは多用途に使用できる堅牢な目視検査ツールで、動画や静止画像の記録など、最新機能を数多く備えています。

ボアスコープと硬性鏡の違いは?

ボアスコープと硬性鏡は同じ意味の用語であり、どちらも同じ種類の装置を指します。ただし、内視鏡という用語は、患者を診断するために医療分野で使用されるツールを指す方がより一般的です。ビデオスコープなどの工業用内視鏡は、操作性に優れた高度な目視検査機器であり、その多くは動画や静止画像の記録機能を備えています。

目視検査機器の詳細

航空産業向け目視検査用ビデオスコープ

このビデオでは、品質保証および点検用途で、ビデオスコープを用いて航空エンジンのタービンを検査する方法について説明します。

風力発電ギアボック検査向けビデオスコープ

このビデオでは、IPLEX G Lite-Wビデオスコープを用いて、風力タービンギアボックスを検査する方法について説明します。

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