超音波探傷器EPOCH 1000シリーズは、一般的な超音波検査機能と材料内部の断面映像化を実現するフェーズドアレイ機能を兼ね備えています。太陽光下でもデータを読み取りやすいフルVGAディスプレイや、パラメーター調整や操作を簡易化するスクロールノブと矢印キーを備え、防塵・防水性能規格のIP66に準拠しています。EPOCH 1000iではフェーズドアレイ機能を標準搭載しており、一般的な超音波検査のみならずフェーズドアレイ機能により超音波検査の適用範囲を広げることが可能です。
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EPOCH 1000
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用途
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EPOCH 1000シリーズの設計は、防塵・防水性能規格IP66に準拠しています。MIL-STD-810F(米国国防軍用規格)に合わせた爆発性雰囲気、IEC(国際電気標準会議)規格に合わせた衝撃と振動、および幅広い気温下で耐久性を持つよう設計されており、厳しい現場環境における操作にも耐えることができます。また以下の特長により、あらゆるフィールドで性能を発揮します。
EPOCH 1000シリーズは、ファイル・データベースの送信機能、画像取り込み機能、基本的なレポート作成機能などを搭載しています。これらの機能は、ライブ画像に加え、すでに保存済みのデータを呼び出すためのさまざまなオプションを提供します。
取り外し可能な媒体としてコンパクトフラッシュ(CF)カードやUSBメモリースティックなどに対応しているので、画像やレポートのエクスポートも簡単です。コンパクトフラッシュカードは、EPOCH 1000シリーズに標準付属されています。
データロガー機能により簡単にデータ保存ができ、探傷画像、測定値、校正情報のレポート作成が可能です。データロガーには校正セットアップを素早く行う目的のために校正ファイルのリコール機能が搭載されています。またフルデータ検査ファイル、もしくは迅速なレポートを目的とした基本画像と測定値の検査ファイルも取り扱うことができます。腐食検査に対応したファイルタイプも準備しています。
探傷器本体のデータベースは、USBメモリースティックにバックアップを取っておくことができ、それを探傷器本体に戻すこともできます。各ファイルをUSBメモリースティックにコピーすればデータ転送も簡単です。
ライブ画面のスクリーンショットを保存し、取り外し可能なメディア(CFやUSB)を使いエクスポートすることが可能です。簡単に画像ファイルを保存しエクスポートすることができるので、レポートのファイル形式に関わらず、スクリーンショットの使用が可能です。
EPOCH 1000シリーズのレポート作成機能を使用して、さまざまな形式の情報を出力することが可能です。保管されたデータファイルに基づいたレポートを探傷器上で作成し、HTML形式で使用する媒体(CFやUSB)に送信することができます。レポートに必要な特定の情報に基づき、2種類のレポートタイプが使用できます。レポートのヘッダーにあるオリンパスロゴを、インポートしたカスタムロゴに差し替えることもできます。
レポート作成仕様 | |
フォーマット | HTML |
タイプ |
サマリー(測定データのみ)
データ(全セットアップ、波形データ) |
ヘッダーのロゴ | カスタマイズ可能(bmp、jpg、png形式) |
PCデータ管理GageView Proデータ管理ソフトウェアEPOCH 1000シリーズは、オリンパスのPCインターフェースプログラムGageView Proに対応しています。GageView Proでは、PCで検査データのダウンロード、測定結果の閲覧、エクスポート、バックアップができ、さらにセットアップパラメーター、測定データ、波形などを含めたレポート作成などを行うことができます。データベースのバックアップも、EPOCH 1000シリーズをPCに接続せずにUSBメモリースティックを使用し、GageView Proで直接行うことができます。これにより、現場で使用中の探傷器を移動させずに、データのバックアップ、閲覧、レポート作成が可能です。さらに、このプログラムには探傷器のファームウェア更新ユーティリティーを含むその他のツールも組み込まれています。 特長
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アクセサリーEPOCH 1000シリーズでは、各種アクセサリーを用意しています。
| 小型輸送ケース(P/N: EP1000-TC-S) 大型輸送ケース(P/N: EP1000-TC-L) |
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