このウェビナーでは、David Cohen教授(ニューサウスウェールズ大学の大学理事会会長、Australian Geoscience Council会長)が、各種の金およびベースメタル探査プロジェクトにおけるpXRFとpXRDの使用例について解説します。 Cohen教授は長年にわたり、探査会社とともにXRFおよびXRD技術を用いて作業しています。 地球化学探査、生物地球化学探査、地域的な地球化学図、金属抽出、データ処理において豊富な経験があります。 このウェビナーでは、pXRFとpXRDの従来の枠を超える、興味深く革新的な用途にスポットを当てます。新たなユーザーの皆さんも既存のユーザーの皆さんも、おそらく馴染みのない使い方です。 ウェビナーのホスト役は、オリンパスの国際鉱山グループディレクターであるTodd Houlahanです。Toddはこれまで20年にわたり、世界中でpXRF技術を用いてきました。
ベースメタルおよび金の探査におけるポータブルX線回析装置(pXRD)とポータブル蛍光X線分析計(pXRF)の革新的な用途
Todd Houlahanは、オーストラリアのニューカッスル大学で土壌と水文学を専攻し、1993年に応用科学(環境)学士を取得しました。 卒業後は、オーストラリアと英国のさまざまな企業で汚染地コンサルタントとして7年働き、シドニーで鉛に汚染された土地の改善に携わっていた2000年に、ハンドヘルドXRFと出会いました。 2000年~2004年は、オーストラリアで数多くの各種地球化学プロジェクトにおいて、コンサルタント、コントラクター、販売戦力として働き、ハンドヘルドXRFを使用しました。 2004年~2008年、ToddはEMEA地域の代理店と顧客をサポートして、探査・鉱業部門に最新のX線管ベースの装置を大量導入する主導的な立場に身を置きました。 2008年以降、Toddはオリンパスで国際鉱山グループをグローバルに指揮しており、現在は英国ハートフォードシャー州郊外に拠点を置いています。 この15年は、鉱業におけるポータブルXRFの応用に専念しています。 彼の情熱は、テクノロジーのベストプラクティス、顧客トレーニング、そしてユニークな応用へと注がれています。
David Cohen教授は地質学者であり探査地球化学者でもあります。 また、UNSW大学理事会会長とAustralian Geoscience Council会長を務め、応用地球化学者協会の元会長であり銀メダル受賞者、そしてオーストラリア地球科学研究所およびニューサウスウェールズ王立協会の会員です。 2009年から2016年までは、School of Biological, Earth and Environmental Sciencesの学長を務めました。 Cohen教授は、オーストラリア、ヨーロッパ、アジア、中東、北アメリカにおいて、探査および環境地球化学研究の30年にわたる経験があります。 研究分野には、探査および環境地球化学の実地手法、地球化学図、多変量データマイニングがあります。 講義科目は、環境および探査地球化学、経済地質学で、地球化学分野の大勢の大学院研究生を指導しています。 2013年には、Australasian Institute for Mining and Metallurgyの客員講師としてニュージーランドに赴きました。 さまざまな大規模環境コンサルタントに関与した経験があり、オリンピック選手村の汚染物質評価や、ニューサウスウェールズ州とキプロスにおける探査および環境を目的とする地域的な地球化学図作成が挙げられます。 また、地質や地球化学に関する各種訴訟への専門的意見サービスなど、多数の企業や政府機関の技術顧問をしています。