特長
自動材料分析用Vanta™ iXインライン蛍光X線分析計
期待どおりの処理能力を維持
オリンパスVanta™ iXインライン蛍光X線分析計は、製造ラインにおける材料分析と合金判定を自動的に行うことで、製品への信頼を高めます。
|
チューブ、棒鋼、ロッドの金属製造の全数検査インダストリー4.0と毎日24時間の工程管理を導入し、合否分析によって合金を判定している企業向けに、Vanta iX分析計は棒鋼、ビレット、チューブ、ロッド製造、機械加工部品、およびカスタマイズ部品に対する材料検証とロット/熱制御を行います。 Vanta iX分析計で検査を自動化し、材料の全数検査および検証を実施でき、最終製品の競争力が向上します。 |
鉱業における鉱石グレード管理用のスキャンおよびモニタリング地質処理と鉱業にVanta iX分析計を使用すると、処理のばらつきをモニタリングし、鉱石グレードを均一に保つために、リアルタイムの分析結果を伴うコアスキャンやベルトコンベア分析が可能になります。 ベルトコンベア分析時に、この分析計で混合検証と精鉱の工程検証を行います。 |
連続した品質管理用の速く正確な元素分析他のすべてのVanta機器と同様に、Vanta iX分析計は高速で機能する一方で、信頼性が高くすぐ利用可能な分析結果を提供して、重要な判断を支援します。
|
さまざまな生産システムへの統合が簡単Vanta iX分析計は多用途に対応し、小型で取り付けも簡単です。両側にある取り付け穴を使って、ロボット工学システムやその他のシステムに取り付けることができます。 外部制御ボックスがないため、PLCと個別配線を使用するか、Vanta Connect APIを介して簡単に制御できます。 コネクターオプション:
|
製造環境で稼働時間を大幅に伸ばす堅牢設計Vanta iX分析計は、信頼性と稼働時間を向上させるため、生産設備の高レベルの振動、電磁波、騒音、埃、水分に耐えられるように構築されています。
内蔵ヒートシンクが内部温度を下げるとともに、さらに冷却が必要な場合はファンの取り付け部を利用できます。 保守点検を迅速に行うために、工具なしでウィンドウを交換できます。 |
仕様
Vanta™ iX仕様
寸法(幅×高さ×奥行き) | 10 cm×7.9 cm×26.6 cm(3.9インチ×3.1インチ×10.5インチ) |
質量 | 2.4 kg(5.29ポンド) |
X線管およびターゲット材 |
ターゲット材:ロジウム(Rh)またはタングステン(W)(用途に応じて最適化)、5~200 μA
MRモデル:8~50 keV(最大4 W X線管) CWモデル:8~40 keV(最大4 W X線管) |
1次ビームフィルター | ビームおよび分析メソッドごとに自動選択される8ポジションフィルター |
検出器 |
MRモデル:大型シリコンドリフトディテクター
CWモデル:標準シリコンドリフトディテクター |
電源 | Power over Ethernet(PoE)または18 V AC電源アダプター |
元素範囲 |
分析メソッドに依存:
MRモデル:Mg~U CWモデル:Ti~U(標準ウィンドウおよび校正適用時) |
圧力補正 | 標高や気圧を自動補正するための圧力計内蔵 |
防塵防滴性能 | IP54 |
動作環境 |
温度範囲:–10 °C~50 °C(14 °F~122 °F)(連続デューティサイクル)
湿度:非結露の相対的湿度10%~90% |
オペレーティングシステム | Linux |
アプリケーションソフトウェア | オリンパス独自のデータ収集および処理パッケージ |
カタログ・ビデオ・その他資料
Blogビデオ |