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概要
ラボのEDXRFと現場携帯性をX-5000で統合
Olympus X-5000™は、エネルギー分散型蛍光X線(EDXRF)分析を、現場で安全かつ正確に行えるよう設計されています。 この強力な装置はポータブルなラボとして機能し、安全性の高いビームの閉じた試料チャンバー、柔軟性の高い分析ソフトウェアを備えます。ソフトウェアでは、工場出荷時にソフトウェア組み込み済みの多様なキャリブレーションに加え、ユーザー定義のキャリブレーションを設定することもできます。 X-5000は従来のベンチトップEDXRFの性能と安全性を備え、実証済みのポータブルテクノロジーの費用対効果の高さと堅牢性も合わせ持ちます。
- 迅速分析向けの統合型ポータブルEDXRF分析計で、操作も簡単なので、製造ラインや検査領域など、現場での迅速作業に好適です。
- 電池で作動し移動も楽で、人間工学に基づいた設計は現場で使用するのに最適です。
- 完全に統合されたPCと工業グレードのタッチスクリーンで、ユーザーフレンドリーな操作を実現します。
- 大きな試験チャンバーを搭載し、多種多様な物質、蛍光X線分析用の標準的なラボカップ、液体試料ボトル、袋入り試料に対応します。
- 完全な連動式安全機構、閉じたX線システムにより、安全でポータブルな装置で蛍光X線分析が可能です。
X-5000の利点
性能と検定力
X-5000は、一般的な現場携帯型システムに見られない、高レベルの性能と検定力を備えています。
- 50 kV/10 WのX線管により、MgからUにいたるまで、並外れた検出限界(LOD)が実現します。
- 下記に示す複数の陽極設定が可能です。
- タンタル(Ta)陽極設定は、原子番号が25以降の重金属(Cd、Ba、Ag、Au、Pb、Sn、Sbなど)や、多くのレアアース元素(La、Ce、Pr、Nd、Smなど)の測定に優れた感度を活用する場合に使用します。
- ロジウム(Rh)陽極設定は、MgやAlなど軽量元素や、中域の遷移元素分析向けに最適化されています。
- 銀(Ag)陽極設定は、石油向けアプリケーションで軽元素の検出限界を高くするため使用します。
- 革新的な広域シリコンドリフト線検出器(SDD)により、他種多様な元素を高精度で測定可能です。
- 6位置切替の一次ビームフィルターにより、周期表のどの位置にある元素にも最適な性能を発揮します。
- 真空パージやヘリウムパージで脱気しなくても軽元素に卓越した検出性能を発揮します。
一体型のPCを使用して、あらゆる環境下でX-5000の全操作を行うことができます。
- 仮想キーボードを備えた大型ディスプレイ
- 工業グレードのカラータッチスクリーン
- ユーザーフレンドリーなインターフェースに下記の機能を搭載
- 基本的なパラメーター、コンプトン散乱の正規化、検量線によるキャリブレーションモデル、スペクトル一致判定など、さまざまなアルゴリズムのオプションを用意しています。
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携帯性
X-5000の重さはたったの11.5 kgなので、ラボや現場にとどまらず、試験が必要な場所のほぼすべてに携帯可能です。 すべてを備え、ビームの閉じたこの機器なら、ユーザーの安全を脅かすことはありません。
どこにでも携帯
職場、検査施設、製造ライン、ラボの作業台で使用してください。 3時間持続するオプションのリチウムイオン電池パックは、現場で使用するのに十分です。
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瞬時に試験を開始
カバーを開けウィンドウの上に材料を置き、試験を開始してください。 インターロック機構を備え、閉じた状態でビームを照射可能です。
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結果の取得
結果は、工業グレードのタッチスクリーンに数秒以内に表示されます。 データは、アクセス制限付きのフォーマットで自動的に保存されます。 プリンターをUSBポートに接続すれば、材料試験のレポート(MTR)やRoHS適合認証(CoC)を分析計から直接プリンターに印刷することができます。
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柔軟な設定
工場出荷時に精巧なキャリブレーションを設定済みなので、ターンキーの設定で多様な試料を分析することができます。 購入できる基準のないアプリケーションや所有権が付与された基準を使用するアプリケーションに対応するため、X-5000では、ユーザー独自の基準を基にキャリブレーションを調整し、元素の相関性を制御することができます。
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