オリンパス株式会社(社長:笹宏行)は、航空エンジンの内部やビルの給水配管など、直接目視することが難しい場所を分解せずに観察できる工業用内視鏡検査において、一連のプロセス(①検査②画像管理③検査レポート作成)をシステム化することにより、作業の大幅な効率化・省力化を実現する検査支援ソフトウエアシステム「InHelp」を、2012年11月1日から世界同時発売します。
「InHelp」は、工業用内視鏡検査における、当社初の検査支援ソフトウエアシステムです。検査画像データやレポートフォーマットを統一できるため、航空業界や発電業界をはじめとする、検査工程が多く検査量・検査画像が膨大な現場において、検査データの標準化や体系的な管理に貢献します。
●主な特長
1.【検査】対応機種で撮影した検査画像データは、検査箇所別フォルダーへ診断結果の情報と合わせてワンクリック操作で保存できるため、検査効率の大幅な向上を実現。
2.【画像管理】診断結果の情報をもとに、検査箇所や欠陥レベルごとの閲覧も可能。
3.【レポート作成】お客様独自のテンプレートによる検査レポートがワンクリックで完成し、レポート作 成時間を従来比約8 分の1※1
に短縮可能。
●対応機種※2(工業用ビデオスコープ4 機種)
「IPLEX FX(IV8000-2 type)」「IPLEX LX」「IPLEX LT」「IPLEX UltraLite」
※1 2011年11月1日時点、当社のテストマーケティングにおいて(「記録画像の閲覧→レポートに使用する画像の選択→レポート
作成」までにかかる所要時間の比較)。検査レポートの作成時間は、検査内容や検査者の習熟度によって異なります。
※2 2012年11月1日時点。
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