複合材検査用探傷器は、専用センサー(プローブ)を用いて検査対象物に超音波または可聴領域の音波を入射させ、対象物内部への伝わり方を解析することで、内部の接着不良や剥離を検査できる非破壊検査機器です。主に航空機のハニカムサンドイッチ構造の複合材を使用する部位のメンテナンス現場で活躍します。今回発売する「BondMaster
600シリーズ」2機種は、「BondMaster 1000e+」の後継機で、8年ぶりのモデルチェンジとなります。
航空機のメンテナンス現場では、検査対象物に応じたさまざまな検査を一貫して行いたいとのニーズがあります。当社は航空機の部材の内部および表面近傍の欠陥を検出する既存の製品に加え、今回の2機種を発売することで、こうしたニーズに応えます。
●発売の概要
製品名
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発売日(国内)
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複合材検査用探傷器「BondMaster 600シリーズ」(B600M,B600)
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2014年11月初旬
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外寸:236×70×167mm/質量:1.7kg(バッテリーを含む)
2機種のうち、「B600M」は多用な機能を備えたハイクラスモデル、「B600」は基本機能に絞ったエントリーモデルです
●主な特長
- 薄型軽量ボディー(従来比厚さ約24%、質量約15%減)と、長時間駆動(約9時間)を実現
- 屋内外ともに視認性を向上させた大型カラーモニターを搭載
※本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。
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